派遣社員の任期が満了し退職する場合や諸事情で退職するときに、どんな挨拶したら良いか悩んでいませんか?
特にあがり症などで緊張しやすいと、退職の挨拶は気が気ではありませんよね!
そんな方のために今回は、「派遣社員 退職の挨拶 例と緊張を和らげる方法」についてご紹介したいと思います。
是非、挨拶の例文を参考に自分なりの言葉も準備し覚えておくことでスムーズに挨拶することができます。
では、早速「派遣社員 退職の挨拶 例」から見ていきましょう。
派遣社員 退職の挨拶 例
このたびはお忙しい中、このような場を設けて頂きありがとう御座ます。
わたくし〇〇は、本日〇月〇日をもって契約期間満了となるため退職することとなりました。
この職場では○○について優しく教えていただきとても勉強になり良い経験になりました。
色々とご迷惑をおかけしたことも多かったと思いますが、いつも親切に対応して頂き有難う御座いました。
おかげさまで期間満了日まで働く事が出来ました。
短い期間ではありましたが、皆様の温かいご指導のもと、一緒に仕事ができましたことを光栄に思います。
こちらでの経験を生かし今後も頑張っていきたいと思います。
本当に有難う御座いました。
今回は時間がない最中に、挨拶の場を準備して頂きまして、本当にありがとう御座いました。
私事ではありますが、この度、一身上の都合により退職することになりました。
皆様には、多くのご迷惑をおかけしてしまうことが度々ありました。
ですが、そんな私に優しく支援してくださったみなさんのおかげで今まで仕事を続けることががきました。
本当に有難う御座いました。
本日を持ちまして、退職致しますが、何とぞ今後も変わらぬお付き合いをして頂ければ幸いです。
最後になりますが、これからも皆さまのご活躍を心よりお祈りしています。
簡単ではありますが、以上で退職の挨拶とさせて頂きます。ありがとうございました。
各自、顔を見てご挨拶することが望ましいですが、最後の日はどうしてもバタバタして時間がとれない場合もあります。
他にもお休みの方や外出していて会えない方がいる場合もあります。
どんな形でも退職時の挨拶はしっかりした方が気持ちよく退職する事ができます。
そんな時はメールでの挨拶がおすすめです。
件名:退職のご挨拶(所属名〇〇 氏名〇〇)
お疲れ様です。〇〇部所属の〇〇です。
本日○月○日をもって、派遣の契約が満了し退職する事をご報告いたします。
いままで皆様の優しいご指導のもと、短い期間ではありましたが
一緒に仕事ができたことを嬉しく思い感謝いたします。
これから貴社の一層の発展と、皆様の幸を心よりお祈り申し上げます。
短い間でしたが、本当に有難う御座いました。
所属名〇〇 氏名〇〇
派遣社員 退職の挨拶はいつしたら良いですか?

退職日当日は、誰よりも早く出勤するつもりで、いつもより早く出勤し自分が使用していた、デスクやロッカーなどの掃除、片付けをし、必要のないものは処分し、所持品は忘れずに持って帰るようにしましょう。
お世話になった会社に感謝の気持ちを表すと気持ちよく退職する事ができます。
直属の上司の方が出勤されたタイミングで退職の挨拶をするとスムーズに挨拶をすることができるでしょう。
何かと朝は、忙しい場合もありますので、タイミングを見計いお世話になった上司に挨拶しましょう。
また、出社して直ぐは何かすることがあるかもしれないので挨拶は短めのほうが好ましいです。
「本日でこちらでのお仕事が最後になります。今までありがとうございました。最後まで頑張りますので、よろしくお願いします。」
この程度の挨拶で問題ありません。
その後、朝礼などで紹介され挨拶する場合もあります。
その時は、笑顔でハキハキとした口調で退職の挨拶をしましょう。
朝礼が無い場合は、仕事が終わってから全体で挨拶をする場合もありますし、各個人での挨拶をする場合もあります。
なかでもお世話になった方へは、朝も終了時も挨拶をした方がとても気持ち良く退職することができます。
是非、朝と終了時に相手が忙しくないタイミングを見計らって簡単に挨拶をしましょう!
- いつもより早めに出社し自分が使用していたロッカーやデスクの後片付けをする。
- 上司がみえたら簡単に退職の挨拶をすませる。
- 朝礼でグループの方達への挨拶。
- 引き継ぎはしっかりと。
- お仕事終了時、全体もしくは各個人への簡単な挨拶。
- 派遣先で借りたものは必ず返却する。
- 私物は、忘れ物が無いように持ち帰る。
派遣社員 退職の挨拶で緊張を和らげる方法
派遣社員の場合、大勢の前で挨拶する機会があまりないので慣れてなくてかなり緊張する人が多いのが現状です。
人前に出るだけでもあがってしまい緊張してしまうという人は前もって緊張を和らげる対策をしておくと挨拶の時に緊張せずに話すことができます。
緊張を和らげる方法
緊張してしまった時など直ぐにできる、簡単な緊張を和らげる方法を2つご紹介します。
1つ目は、緊張を和らげるツボを押す方法です。
手には、緊張を和らげてくれる合谷(ごうこく)というツボがあります。
合谷は、手の甲の親指の骨と人差し指の骨のぶつかる手前のくぼみが合谷と呼ばれるツボです。
このツボを円を描くように、回しながら5秒くらいじっくりと押して、ゆっくりと離す。を数かい繰り返すと緊張を和らげる効果があります。
他にも、労宮(ろうきゅう)というツボも緊張を和らげるツボと言われています。
緊張を和らげるツボの押し方は、労宮を5秒程度、親指でじっくりと押し、ゆっくりと離す。という動作を5回ほど繰り返します。
先の丸いペンなどをツボを押しても効果的です。
どちらのツボも緊張を和らげる効果があるので挨拶をする前などにこっそりツボを刺激するのも1つの手です。
2つ目は、呼吸法で緊張を和らげる方法です。
緊張している時に、心を鎮めるために深呼吸が効果的であるといわれています。
呼吸は、自律神経に影響を及ぼすと言われていて、意識的に息をゆっくり吐くことで心を落ち着かせ緊張を和らげる効果があります。
自律神経は交感神経と副交感神経という相反する働きの二つの神経から成り立っています。
交感神経は活動・緊張・ストレスといった状態にある時に働き、副交感神経は休息やリラックス状態にある時、とくに夜間や睡眠中に優位になるといわれています。
ですので副交感神経の働きを高めることで緊張を和らげリラックス状態を意識的に作ることができます。
副交感神経の働きを高める呼吸法として、腹式呼吸が効果的です。
腹式呼吸は鼻で息を吸いながらお腹をふくらませ、吐く息でお腹をへこませます。
できるだけゆっくりと息を吐き切り、ゆっくりと鼻から息を吸いお腹を膨らませるイメージで、息を吸い込みます。この動作を5~10回繰り返します。息を吸う時間の倍の時間をかけて息を吐くことがポイントです!
腹式呼吸をすると、肺の下にある横隔膜が上下運動します。この横隔膜に自律神経が密集しているため、吐く息を意識的にゆっくりとすればするほど、自律神経を刺激し、副交感神経が優位になりリラック状態になります。
複式呼吸を緊張状態の時に行うと、自律神経のバランスがとれ緊張を和らげる効果があります。
この複式呼吸をさらに深めたものに丹田呼吸法というものがあります。
丹田呼吸法は、大きな呼吸を丹田という へその下の辺の所ですることにより、自律神経系が過緊張になっている場合はリラックスさせる効果があります。
丹田呼吸法
人前に立つと緊張して会話ができない人は無理に話そうとしないことです。
まとめ
派遣社員 退職の挨拶 例と緊張を和らげる方法をお伝えしてきましたがいかがでしたか?
初めに挨拶の例文を紹介しましたが緊張すると頭が真っ白になり例文も忘れてしまうことなんて良くあることです。
挨拶の例文にとらわれず短くてもあなたなりの言葉で感謝を伝えれば問題ありません。
言葉の数ではなく気持ちが大切です。
大勢の前でどうしても緊張してしまい話せない場合は、「今までお世話になりました。有難う御座いました。」と伝え深々とお辞儀をするだけでも十分に感謝の気持ちは伝わります。
そんな挨拶では、自分が許せない場合などは、終業時に直近でお世話になった人へ個人的に簡単な挨拶をしに行けばそれで良いのです。
難しく考えすぎるとかえって緊張し挨拶をしずらくなってしまいます。
緊張を和らげる効果のあるツボ押しや呼吸法を取り入れ退職時の挨拶をしっかりできるようにしましょう。
あなたならきっと大丈夫です。
いつものあなたがとても素敵ですよ!